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2011年2月 6日

インプラントの治療を始めてから、6年ほどになります。

2年前から、インプラント治療を、たくさんの方に受けていただこうと決意し、様々な取り組みを行ってきました。

治療費を30万から20万に引き下げるとともに、最先端の技術を習得するため、ほぼ毎週、日曜日をインプラントの研修にあてました。

昨年は、CT装置も購入し、インプラント専門のレベルまで、ハード・ソフト両面の向上を達成しました。

この結果、昨年は、1年間で、100本を超えるインプラントのオペを行いました。

今年、山王デンタルクリニックのインプラント部門を、東京SPSインプラントセンターとし、東京都を代表するインプラントセンターになれるよう、更なる努力を重ねていきます。

東京SPSインプラントセンターのSPSについて、少しだけ説明させていただきます。

S・・・・SMILE(笑顔)
P・・・・PASSION(情熱)
S・・・・SAFETY(安全)

あなたの笑顔のために、誰よりも強い情熱で、安全なオペに取り組みます。

SPSに、このような決意をこめて、東京SPSインプラントセンターと命名しました。

インプランに関するホームページを色々見ていますと、年間一万本を超える実績とか、10万円以下のインプラントとか、目を見張るような記事を見かけます。

これに比べると、年間100本程度の実績では、不十分と思われるかもしれません。

まず、年間一万本というのが、いかに現実離れした数値か、少しご説明します。
仮に毎日オペを行い、他の歯科治療を一切しないとします。
周5日とし、一ヶ月20日間、年間で、240日オペをするとしましょう。
一日あたりの手術本数は、41.7本となります。
一人平均2本とすると、1日で20人のオペを240日行うことになります。
一人のオペを2時間とすると、一日で40時間のオペが必要になります。
もう、めちゃくちゃな数字だということが、お分かりいただけると思います。

実際には、年間1000本ですら、日本で数人いるかいないかでしょう。
生涯で一万本を超えているドクターも、ほんの僅かしかいません。

ホームページでは自由に自分の実績を書くことができます。
当然ながら、嘘の報告もなされるでしょう。

ホームページに書かれた、実績は、特に1000本を超えるような実績については、慎重に判断されるほうがよいと思います。

また、10万円以下の手術についても、以前ブログで書いたように、そのままでは信用しがたいものです。
色々なオプションをつけられて、どうしても総額がかなり増えるような仕組みになっていると思います。

私は、患者さんに対し、まず誠実であることが、不可欠と考えています。

したがって、年間100本ならそのまま公表します。
手術費用20万ならそのままを書きます。追加費用を上乗せすることはありません。

今年の目標として、年間200本のオペを目指しています。
信用できる実績として、これが達成できれば、十分な数値です。

また、インプラント治療は、オペだけではなく、メンテナンスも重要です。
10年以上ちゃんと機能して、初めて、成功といえるでしょう。

一つ一つのオペを、安全に丁寧に行い、確実に成功させることこそ、大切と考えています。

その結果として、オペの本数も増え、技術も向上し、手術時間も短くなっていければよいと思います。

東京SPSインプラントセンターが、東京都を代表するようなインプラントセンターになれるよう、今年も努力を重ねていきます。


よろしければホームページもご覧ください。
東京SPSインプラントセンター  http://www.oomori-implant.jp/
東京都大田区山王2丁目
大森駅から徒歩1分
山王デンタルクリニック(東京SPSインプラントセンター併設)
ホームページからメール相談を行っています。
無料ですので、何でもご質問ください。

2010年12月26日

大森で1番のインプラントセンターを目指して、この1年取り組んできました。

そのための具体的目標として、
1)年間200本以上のインプラント埋入

2)骨量の少ない難症例を、追加費用なく20万で行い、すべて成功する

3)CT装置の導入

といったことを考えていました。

1)は、12月17日に今年最後のインプラントのオペを行い、この1年で102本のインプラントを埋入しました。
目標の半分に終わりましたが、1例の失敗もなく、良く噛めるようになったと、喜ばれています。

2)骨量の少ない難症例も、数多く行いました。
ソケットリフト・リッジエクスパンジョン・GBRなど、ごく普通の処置として行えるようになりました。
もちろん、すべて成功しました。

3)そしてCT装置は、12月26日、今現在、このブログを書いている横で、CTの設置が行われています。明日からいよいよCT撮影が始まります。27日には3人のCT撮影予約が入っています。

・・・・・・・

優れたインプラントセンターとは、どのようなものなのでしょうか?

症例数? 
難しいオペが行えること?
設備が素晴しいこと?

これらが一定レベル以上であることは、必須となるでしょう。

でも、年間1000本のインプラントのオペをすることが、優れたインプラントセンターなのでしょうか?

年間1000本ということは、毎日5本程度のインプラントを埋入することです。

ものすごい数の歯を抜歯しなければ、無理です。

きちんと治療すれば、本来残せるはずの歯も、インプラントを勧めるケースが増えているように思います。

インプラント専門でやっているから、県外の患者さんが数多くこられるというところもあるでしょう。

しかし、インプラントは、生涯にわたって十分機能してこそ、成功といえるのであり、そのためには、定期的なメンテナンスが不可欠です。

県外の患者さんに、長期間にわたり、適切なメンテナンスが出来るでしょうか?


インプラントは、治療のひとつの選択です。

インプラントをすることが、その人にとって、ベストでなければなりません。

優れたインプラントセンターとは、インプラントを本当に必要としている患者さんに、生涯にわたってインプラントが機能できるよう、きちんとメンテナンスを行い、10年後も、20年後も喜んでもらえる、そういった歯医者であると思います。

まだ、大森で1番のインプラントセンターになったとは思っていません。

来年は、症例数や技術面だけでなく、患者さんに本当に喜んでもらえるインプラント治療を目指し、更に頑張っていこうと思います。

よろしければホームページもご覧ください。
東京SPSインプラントセンター  http://www.oomori-implant.jp/
東京都大田区山王2丁目
大森駅から徒歩1分
山王デンタルクリニック(東京SPSインプラントセンター併設)
ホームページからメール相談を行っています。
無料ですので、何でもご質問ください。


2010年12月13日

この1年、大田区を代表するインプラントセンターを目標に、インプラントの技術向上、設備充実、リーズナブルな価格設定、など、様々なことにトライしてきました。

技術面では、骨が少ない場合に必要な、ソケットリフト・GBR・リッジエクスパンジョンなど、数多くの症例を経験でき、確実に進歩を遂げてきました。
次の課題は、審美領域での、結合組織移植です。
講習会などで研修を重ね、いよいよ実践に入ります。

設備面では、新しい器具が紹介されると、直に購入し、試していきました。
その中には、とても優れたものも多く、手術の向上に大いに寄与してくれました。

そして、今月ついに、CTを導入する運びになりました。
モリタ、ヨシダ、GC、カボ、朝日、シロナ、アイキャットなど、ほとんどすべてのCTを体験し、それぞれの長所短所を勉強しました。
そして、今回最も高額だった、モリタのCTを購入することに決めました。
詳しくは、別の機会に報告しますが、重視したのは、放射線被爆量・画像の鮮明さ・撮影範囲の大きさ・撮影の際の快適さです。
これをほぼ完璧に満たしたのが、モリタのCTでした。
そして、最も高額でした。
実際購入価格、2000万ほどです。
12月26日に設置し、27日から撮影可能になります。
全額撮影1万、部分撮影5千円の予定です。
今までは、渋谷の歯科医院までCTを撮りに行ってもらっていました。
撮影費も、全額撮影は出来ず3回に分けて撮影し、2万以上かかっていました。
部分撮影は、1万でした。
これからは、院内で直にCTが撮れ、費用も半額です。

リーズナブルな価格設定については、前回のブログのほかに、ホームページで詳しく説明しています。
その成果があって、今年インプラントの手術が大幅に増えました。
失敗は1例もありませんでした。
現在までの失敗例は1例だけです。昨年1本インプラントを撤去しました。
成功率99%以上です。

来年は、素晴しいCTを大いに活用し、更なる進歩を目指します。
一日でも早く、大田区を代表するインプラントセンターになれるよう、進化し続けていきます。

本日のインプラントのオペを含め、今年は、後2つの手術を予定しています。
確実・安全を大切に、これからもインプラント治療に取り組んでいきますので、大田区でインプラントをお考えの方は、是非、山王デンタルクリニックにご相談ください。

東京都大田区山王2-3-1セザール大森山王102
大森駅徒歩1分 
山王デンタルクリニック

ホームページはこちらです。
インプラント専門サイト・・・http://www.oomori-implant.jp/
公式ホームページ・・・・・・http://sanno-dc.com/
審美歯科ホームページ・・・・http://homepage2.nifty.com/sannou-dental/


2010年12月 7日

インプラントの価格は、自費治療の中でも、最も差があります。

手術費用は、安いところで10万というものもあれば、高いところでは40万というものもあります。

当院の近くに、インプラント専門を掲げた歯科医院がありますが、そこでは、28万から32万となっていました。

私は、追加費用なしの20万で行っています。

追加費用とは、ソケットリフト・GBR・リッジエクスパンジョンといった、骨の少ないところにインプラントをするときに必要となる、処置費用です。

ここで、あまり公開されていないインプラントの原価から、インプラント価格を見ていきましょう。
インプラントの原価を公開することは、ある種タブーかもしれません。

私が主に使用している、AQBインプラントは、1本32000円です。
この他に、消耗品として、骨に穴を開けるドリルなどがあります。
また、手術着・滅菌グローブ・ドレープなどの使い捨て消耗品もかなりあります。
耐久品としては、インプランターがあります。ドリルのエンジンです。

1回のオペにかかるこれらの費用を、正確に導くことは困難ですが、2万円ほどかかると考えています。

本日行ったオペでは、GBRが追加となりました。
私は、ダイナブラストを個人輸入して使用していますが、1回あたりの原価が約2万円です。これを、追加費用なしで行っています。

さて、本日のオペは、右上の奥歯にインプラントを1本植立する手術でした。
AQBインプラント32000円
ダイナブラスト20000円
ドリルやオペ着などの消耗品20000円
人件費15000円

この他に医院のテナント料など色々かかりますが、上の4つを原価とすると、87000円となります。

もし、10万でこのオペをすると、どうでしょうか。
術者には13000円しか入りません。

仮に、大学病院の外科医に、出張オペをしてもらうと、安いところで、1本5万円ほどかかります。
この場合、37000円の赤字になります。

私の歯科医院では、テナント料・光熱費等の雑費を入れると、10万円ほどが、このオペにかかる費用となるでしょう。

私は、適正価格として、インプラントの手術費を20万としました。
10万円の利益となる計算です。

それまでの術前診査や、これから10年にわたる保障などを考えると、決して高くはないと思います。

以前、私は、インプラントのオペを1本30万で行っていました。
この時は、インプラントは儲かるという実感がありました。
患者さんのためのインプラントではなく、歯科医師のためのインプラントです。

歯科医師のためのインプラントなら、保存できる歯も抜いて、インプラントにしましょうということになりかねません。
最近、インプラントを勧められ、相談にこられる患者さんが増えていますが、そのようなケースが、かなりあるように思います。

1本10万円のインプラントに、信頼がおけるでしょうか?
1本30万円のインプラントに、納得できるでしょうか?

1本20万のインプラント
歯科医師として、良心に恥じない手術が出来る、適正価格と感じています。

よろしければホームページもご覧ください。
東京SPSインプラントセンター  http://www.oomori-implant.jp/
東京都大田区山王2丁目
大森駅から徒歩1分
山王デンタルクリニック(東京SPSインプラントセンター併設)
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2010年11月20日

今日は2回法のインプラントのオペを行いました。

私は、今までインプラントは、1回法のAQBインプラントのみを使用してきました。
しかし、今回は、2回法をどうしても選択しなければならない理由があり、2回法のインプラントシステムとして、SPIインプラントを導入しました。

SPIインプラントは、こんな感じのインプラントです。
spi_1.png

2回法とは、オペを2回行うシステムで、インプラントはこの2回法が一般的です。
1回のオペで済むなら、患者さんにとって1回法の方が有利です。
そのため、これまでは1回法のAQBインプラントのみを用いてきました。

しかし、1回法のAQBインプラントには二つ欠点があります。
オペ後、1ヶ月間は、インプラントのところで物を咬めないという制約が一つ。
インプラントに被せる人工歯の自由度が少ないことが二つ目です。

今回の患者さんは、インプラントのオペをする側でしか、物が咬めない状態でした。
このため、AQBインプラントを使うと、患者さんにとって、とても辛い1ヶ月が予想されました。
そこで、今回は、歯茎の下にインプラントが完全に埋入される、2回法を選択したのです。

こんな感じで、歯茎の下に、インプラントが完全埋入されます。
replace_33.gif

このように、歯茎の下に、インプラントが完全埋入されるので、インプラントが骨と結合する前でも、この部分で物を咬んでも、インプラントに動揺は起きず、骨との結合は邪魔されません。

今日のオペは、結果的には、予定の部位に2本のインプラントを正確に埋入できました。
しかし、初めてのシステムでもあり、骨に穴を開けるドリルのメモリがとても見にくかったため、かなり神経をすり減らし、今迄で一番疲れた手術となりました。

今回の患者さんには、このSPIインプラントを合計8本埋入する予定です。
残り6本が、難易度の高いオペとなります。
今日はそのための肩慣らし的な意味もありました。
無事にオペが終わってほっとした一日でした。


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2010年10月16日

インプラントは、骨と直接結合することで、物が咬めるようになります。
骨との結合が、しっかりしていればしている程、丈夫で長持ちします。
この結合のレベルを測定する器械が、ペリオテストです。
perio1_boby.jpg
これがペリオテストです。
perio1_3.jpg
このように、ペン先を歯に当てて測定します。
perio3_12.gif
これが測定値です。
9以下であれば、触診での動揺は認められません。
つまり、インプラントを指で押してみて動揺が無いからといって、骨と十分結合しているとは言えないのです。
インプラントの場合、上顎では、-4~+5、下顎では、-6~+2を健全とするデーターがあります。
基本的には、インプラントの場合、0以下が良いとされています。
ペリオテスト導入以降、インプラントに人工歯を被せる前に、必ず測定しています。
今のところ、1本を除いて、すべてマイナスの数値になっており、骨との十分な結合が認められています。
問題の1本は、上顎の前から5番目・第2小臼歯を抜歯した後に、インプラントを埋入したものです。骨の吸収量が大きく、3ミリの細いインプラントがやっと埋入出来たのですが、オペの直後から、微小動揺がありました。そこで、後ろのしっかりとしたインプラントと1ヶ月連結固定し、骨とのしっかりとした結合を待ちました。
後ろのインプラントとの連結を1ヶ月続けた後、連結を除去し、1ヶ月が経過しました。
連結除去後、今日を含めて3回の測定を行いました。
最初が7で、次が6、そして今日、5になりました。
何とか、健全とされるぎりぎりまで来ましたが、他のインプラントと比べると、不安が残ります。しかし、確実に結合がしっかりとしてきていることが、このペリオテストによって知ることが出来ました。この器械なしには、判らないことでした。
このインプラントは、後ろのしっかりとしたインプラントと連結して、人工歯を被せる予定です。人工歯のセットまでに、更に数値が良くなってくれることを期待しています。

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2010年9月21日

今度の患者さんは、重度の歯周病で、骨はほとんど残っていませんでした。

まず、徹底的に歯周病の治療を行いました。
本来なら、すべて抜歯になるような歯でしたが、あまりにも骨がなく、インプラント不能なため、できる限り歯を残すという方向で、患者さんとともに頑張りました。

頑張った甲斐があり、歯はグラグラですが、炎症はなくなり、歯茎は引き締まり、何とか咬める状態になりました。

このような状態で入れ歯を入れると、後は、総入れ歯に向かって、どんどん歯を失っていくことになります。

インプラントは、歯周病で弱った歯を守るという点でも、とても優れた治療法です。
右下の奥歯2本分に、インプラントが出来る唯一の骨がありましたので、此処にインプラントを2本埋入しました。
これで、ある程度、ものが咬めることでしょう。

もし、インプラントという選択肢がなかったら、総入れ歯になることは免れなかったと思います。

できたら、もう少し早く来院され、治療ができていたら、もっと良く咬める状態になったでしょうが、仕事が忙しく、歯の治療どころではなかったようです。

今後は、このような患者さんに、もっとインプラントが出来たり、重度の歯周病の歯が治せるような再生治療を目指していきます。
再生治療は、素晴しい勢いで進化していますので、10年後には、もっと良い治療法が紹介されることでしょう。

私も、そのような技術革新に、少しでも貢献できたらと思います。

今日のインプラントの手術で、今年のインプラントが84本になりました。
200本の目標は厳しくなりましたが、一つ一つのオペを丁寧に、患者さんに喜んでいただけるよう、全力でインプラント治療に取り組んでいきます。

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2010年9月 2日

7月2日にオペをして以来、2ヶ月の間オペがありませんでした。

今日は、久しぶりのオペで、少し緊張しましたが、とても順調に終わりました。
左上の一番奥の歯を抜歯したあと、ソケットプリザベーションを行い、4ヶ月骨の治癒を待ちました。

今回とても順調なオペが出来た一つの理由は、このソケットプリザベーションがほぼ完璧に成功したからです。抜歯後、4ヶ月くらいすると、40%ほどの骨が吸収を起こし、インプラントの手術が難しくなります。この骨の吸収をできるだけ抑えるのが、ソケットプリザベーションです。

今回のソケットプリザベーションは、骨補填材を用いず、コラーゲンスポンジのみで行いました。ただし、この材料の使い方を変え、骨の吸収を押さえやすくする技術を学び、それを実践した初めてのケースでした。そして、その効果は、私が予想したよりずっと素晴しいものでした。ほとんど骨の吸収がなかったのです。

この結果、骨の幅は十分あり、上顎洞との距離も4ミリ程度を予想していたところ、7ミリもあったのです。そのため、リッジエクスパンジョンは不要、ソケットリフトも1ミリの挙上だけですみ、オペがとても楽に終わりました。

ソケットプリザベーションに、有効なパターンが出来たことは、今回の大きな収穫でした。

今日のオペは、インプラント2本の埋入で、今年のインプラントの本数が82本になりました。年間200本の目標は少し厳しくなりましたが、とりあえず良いオペが出来たことに満足の、良い一日でした。

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2010年7月 2日

インプラントは、技術革新が急速に進んでいます。
そのため、良いという評判のものがあれば、すぐに導入しています。
しかし、実際に使用してみると、良いものばかりではありません。

今日のオペは、骨が細い上に、上顎洞までの距離が5ミリしかなく、リッジエクスパンジョンと、ソケットリフトを同時にしなければなりませんでした。

ソケットリフトは、SCAKITというリフティングドリルが優れもので、これを導入してから、ソケットリフトはすべて成功しているだけでなく、オペ自体がとても楽になりました。

ところが、リッジエクスパンジョンに使用する、コメットソノサージェリーという骨きりの器具は、2度使用しましたが、全く役に立ちませんでした。
今回でこの器具は、お蔵入りです。損害額7万円。

このように、新技術の導入には、常にリスクが伴います。
総額100万ほどかけて導入したものの、あまり役に立っていない器具もあります。
しかし、インプラントに関しては、新技術の導入に常に積極的でありたいと思っています。

人の骨に穴を開けるという、歯科治療においては極めて特異な治療が、インプラントです。
患者さんに対する侵襲は、歯科の中では特別大きいものです。
それゆえ、インプラントは、もっと安全に、もっと侵襲の少ないものへと進化していかなければならないと思います。

痛くない・腫れない・安全な手術を行ううえで、有効と思われる新技術は、これからも積極的に導入していきます。

今日のオペは、インプラントを3本埋入しました。
これで今年のインプラントの本数が80本になりました。

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2010年6月29日

手術には、常に予想外のことが起こりえます。
今日の手術はそのような、予想外の事態から始まりました。

いつものように、麻酔をし、メスで歯肉を切開し、骨を露出させます。
スムーズな進行です。
オペは順調でした。
ところが、メスで開いたところに、あるべきはずの骨がなかったのです。
10ヶ月前に補填した、人工骨の顆粒が、そのまま残っていたのです。

事前のCTでは、異常は見つかりませんでした。

10ヶ月も待ったのに骨が出来ないなんて、考えられません。
感染していたら、骨は出来ませんが、その場合は痛みなどの炎症が起こり、人工骨の顆粒が漏れてきます。

そのような感染を疑う症状が全くなく、それなのに、骨が出来ていない。
ありえない状況でした。

骨にならなかった、人口骨をすべて撤去し、手術を中止するのが、普通と思われました。

しかし、残った骨を利用して、何とかインプラントを埋入できないものかと考えたのです。
大口式なら、出来るかもと感じました。

やってみることにしました。
だめならすぐに撤去すれば問題ありません。
インプラントが1本無駄になるだけです。

骨が残っているところに、慎重に、起始点を置き、オギュメーターでゆっくり拡大していきました。

予定の大きさまで拡大し、アラームゲージで試適してみました。
ホッとしました。
やや緩いものの、何とか初期固定をえられそうだったのです。

インプラントを慎重に埋入、初期固定を確認。

骨の欠けているところへ、最新の骨補填材を填入し、縫合して終了しました。

このオペでは、2本のインプラントを埋入、一つは骨のしっかりあるところでしたので、不安な1本と後日、連結固定します。

自分としては、納得の出来るオペが出来ました。

これで、今年のインプラントの累計が77本になりました。

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東京SPSインプラントセンター 院長 佐藤雅彦

山王デンタルクリニック附属
東京SPSインプラントセンター

院長 佐藤雅彦

昭和60年3月早稲田大学政経学部卒
平成11年3月岡山大学歯学部卒
平成11年から平成15年名古屋・沖縄・茨城・東京・埼玉で勤務医
平成15年12月山王デンタルクリニック開院

今、私が目指しているのは、10年後も感謝されるような、レベルの高い治療です。
10年後も安心して噛めるために、私たちは、質の高いインプラントを提供します。