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4)当院の感染対策
(1)超音波洗浄
すべての器具を、まず、超音波洗浄にかけます。器具に付着した血液や唾液を、超音波の力で洗い落とします。
(2)薬液滅菌(デントハイド)
次に、グルタルアルデヒドを主成分とする、デントハイド溶液にすべての器具を浸して、殺菌します。
(3-1)高圧蒸気滅菌(オートクレーブ)
(1)、(2)が終わった後、130度の高温に耐えられる器具はすべて、これで滅菌します。
最も効率的で、完全な滅菌手段です。
基本セットをはじめ、ほとんどの外科器具や患者さんのお口に入る器具をこれで滅菌します。
問題は、熱に弱くオートクレーブにかけられない器具や、傷みやすい器具の滅菌です。
(3-2)エチレンオキサイトガス滅菌
熱に弱くオートクレーブにかけられない器具や、傷みやすい器具を、エチレンオキサイトガス滅菌で滅菌します。
大学病院など一部の機関しか設置していません。
この滅菌器の使用には、国家資格が必要です。
前にあげた、リーマーなどを、これで滅菌します。
器具をいためないで滅菌できる点でとても優れていますが、滅菌に10時間かかるため、1日に1度しか滅菌できません。
当院では、一度使用したリーマーなどは、薬液滅菌までしておいて、診療後に、エチレンオキサイトガス滅菌にかけ、翌日の診療に使用しています。
一度使用した器具を、滅菌することなく再使用することは決して行っていません。このことを徹底するには、エチレンオキサイトガス滅菌器なしには、ほとんど不可能と思います。
(3-3)高温オイル消毒器
ハンドピースという、歯を削る器具の滅菌をこれで行っています。
ハンドピースを患者さんごとに換えるということは、多量のハンドピースを必要とするため、まだ僅かな歯科医院しか実行できていません。
当院は、3台の診療台に対し、18本のハンドピースを備え、ひとつの診療が終わるごとに、使用したハンドピースを高温オイル消毒器にかけて使用しています。
以上のほか、診療用グローブは、患者さんごとに必ず交換することを、全スタッフに徹底しています。
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